革命的栽培技術で世界の農業をやさしく | 協和株式会社 ハイポニカ事業本部
お客様窓口(通話無料)
電話 0800-888-8787

KYOWA CO .,LTD.
DIVISION of HYPONICA

Magazine

個人向け商品

室内で水耕栽培をはじめよう!

  • タグ:
  • #ハイポニカ
  • #ホームハイポニカ
  • #水耕栽培
  • #初心者向き

家庭菜園をやってみたい!でも家には栽培できるスペースもないし、土で部屋の中が汚れたり虫がつくのは嫌。。そう言った理由で家庭菜園を諦めておられる方はいませんか?

そういった方にオススメなのが「水耕栽培」です。

「水耕栽培」は土を使わずに水と肥料のみで植物を育てる栽培方法です。自宅に庭が無い。。ベランダに空きスペースが無い。。マンション住まいで家庭菜園を楽しめるスペースが取れない。。こういったお悩みを持たれている方でも家庭菜園を手軽に楽しめる栽培方法として年々チャレンジされる方が増えてきています。

「土栽培との違い」

最も大きな違いは、土が必要ありません。土を使わず、水と肥料のみで育てていきます。
そのため、室内で植物を栽培したい場合に手軽に取り組みやすいんです。室内のため、屋外と比較して病害虫や病原菌が入り込む可能性を減らすことができ、農薬を使用しなくても育てられる植物が多いのも大きな魅力ですね。

また、根が張るスピード、量にも差があります。
土の場合、根が伸びる際に土や石が阻害要因になり根の生育を制限してしまいますが、水の場合、根が伸びる際も抵抗がとても少ないため根の生育が旺盛になります。
結果として水耕栽培の場合、土栽培と比較して根っこの量は多くなります。

根っこの量が多いので栄養素の吸収効率が良くなり、結果として水耕栽培で育てた方が植物の育つスピードは早くなります。

「水耕栽培のメリット」

土を使わないため、土の環境の場合に発生する病害虫や病原菌などの影響を大きく減らすことができます。又、土の環境を良い状態で維持するのは知識と日々の管理がどうしても必要になってきますので園芸初心者の方にはハードルが高くなってしまうと言えるでしょう。

その点、水耕栽培は水に肥料を一定濃度で希釈するだけで良いので園芸初心者の方でもカンタンに取り組みやすいのは大きなメリットです。

他にも、土栽培より植物が育つスピードも早くなる。狭いスペースからでも植物を育てられる。室内で育てるので天気の影響も受けにくい。。などメリットがたくさんあります。  

「水耕栽培なら園芸初心者の方でも手軽にスタートできる!」

水耕栽培は100円ショップで売られているタッパーやスポンジ、タネなどを購入して自作で手軽に始めることも出来ますし、栽培キットを購入すればその分管理が楽に行えます。 
土で手が汚れたり虫が部屋の中に入ってくるのはイヤ。。出来るだけ手間をかけずに手軽に栽培を楽しみたい。。土作りとか知識はあまりないけど気軽に家庭菜園にチャレンジしてみたいという園芸初心者の方でもスタートしやすいです。

「水耕栽培にて育てやすい野菜は?」

水耕栽培に向いており初心者の方でも育てやすいのは、レタスやバジルなどの葉物野菜です。実のなる植物でしたらミニトマトやキュウリ、ゴーヤなどが比較的作りやすいです。
ただ、実のなる植物の場合、室内では光不足で実がつきにくいケースも想定されますので太陽光に当たる環境で栽培されることをおススメします。おススメの野菜は以下の通りです。タネから育てる植物もあれば、ホームセンターや園芸店などで購入できる苗から育てる植物もあります。

水耕栽培におすすめの葉物野菜類

レタス、小松菜、水菜、サラダ菜、ルッコラ、バジル、ミント、クレソン、パクチーなど

水耕栽培におススメの実のなる野菜類

ミニトマト、キュウリ、メロン、ゴーヤ、トウガラシ、アボガド、スナップえんどう、 ピーマン、など

水耕栽培に不向きな野菜

根菜類は水耕栽培に不向きです。水耕栽培で根菜を育てるのはとっても難しいんです。
根菜は根っこの一部が大きくなり食べられる部分になります。
ただ、水耕栽培の場合、根っこのほとんどが養液に浸かっている為、そのままの状態では根っこの一部が大きくならず、最後は根っこが腐ってしまうケースが多くなります。
栽培の基礎知識や日々のこまめな管理が必要になる為、水耕栽培を始めたばかりの方がチャレンジされてもうまく育てられないケースが多いと思われます。
まずは葉物野菜からはじめていくのが良いでしょう。
根菜類をどうしても育ててみたいという場合は、根がまっすぐに伸びて水位の調整が比較的行いやすいミニ大根やニンジンなどからはじめられるのが良いかと思います。

「水耕栽培で必要になるモノ(最低限準備すべきモノ)」

最低限、栽培に必要なのは次の5つです。

①タネ又は苗 ②植物を入れる容器 ③植物を支えるための培地 ④水 ⑤肥料

①~④まではホームセンターや園芸店もしくは100円ショップなどでも購入できます。
③の培地については、目の細かい柔らかい食器洗い用のスポンジもしくはハイドロボールなどの固形のモノが手軽に購入しやすいです。

「肥料の選び方」

水耕栽培用の肥料を選ぶことが重要になります。土と異なり、水は植物が生長するのに必要な栄養素がほとんど含まれていません。その為、肥料の中に植物が成長する為に必要な栄養素がしっかり含まれているモノを選ぶ必要があります。

ホームセンターや園芸店などで販売されている液体肥料は土栽培用のモノが多く、水耕栽培で使う場合には栄養素が不足してしまい、植物が十分に育たないリスクもあります。

そこでご紹介したいのが「ハイポニカ液体肥料」です。
ハイポニカ液体肥料はプロの農家さんも使用している歴史のある肥料です。2液タイプになっており、植物が成長するのに必要な栄養素が十分に含まれています。

いずれにしましても、ポイントは水耕栽培用の肥料を選ぶことである点をしっかり押さえてください。

「室内で栽培する場合のポイント」

皆さんの中には、「植物工場」というコトバを聴いた事がある方もおられるかもしれません。

「植物工場」とは空調管理されたクリーンルームなどの閉鎖された室内空間で植物育成用LEDライトを使用し、葉物野菜などの植物を計画的に生産するシステムのことを言います。

東京メトロ東西線の高架下や西友などのスーパーの店舗内、レストランやカフェなどでLEDライトを使用してレタスなどを栽培されているのを実際に見たり、ニュースや記事で目にされたことがある方もおられるかもしれませんね。。

植物は光合成を行い、生長していきます。野菜の場合、室内で太陽の光が全く入ってこず、室内照明だけの空間では十分に成長しないモノもあるんです。

つまり、太陽の光が入らない室内で育てる場合、太陽の光に代わる光が必要になるんですね。

代わりになる光として有効な手段が植物育成用LEDライトがあります。

「植物育成用LEDライトを使用するメリット」

植物育成用LEDライトのメリットとして、植物が生育するのに必要な波長が含まれていること、消費電力も低く電気代が安く抑えられる。。などが挙げられます。育てる植物に応じて必要な波長の植物育成用LEDライトを使用する事により

葉物野菜以外の実のなる野菜なども育てることが可能になります。                     補足しますと、室内照明で使われるLEDライトには植物が生長するのに必要な波長が十分に含まれていません。その為、野菜によっては室内照明で使われるLEDライトでは十分に成長しないという事が起こりうるんです。

又、植物育成用LEDライトは照射範囲が狭いので、限られたスペースでの栽培にも適しています。

レタスなどの葉物野菜は植物育成用LEDライトを使用せずに窓際の太陽の光があたる場所でも育つ場合があります。ただ、室内で栽培してみても思ったように野菜が育たないなぁ。。もっと大きくて元気な野菜を作りたいなぁ。。と思われた場合は植物育成用LEDライトを使用されることをおススメします。

「LEDライトの選び方」

インターネットで「植物栽培用LEDライト」と検索してみてください。Amazonや楽天などの通販サイトでいろんな種類のLEDライトが出てきます。この中からどういった植物をどんな場所で育てるかによって使用するLEDライトを決めましょう。       
決める為のポイントを「用途」、「形状」の2つに分けて説明していきます。

①用途で選ぶ   

野菜や植物を育てるには平板状の植物育成用LEDライトがおススメです。平板状のLEDライトを使う事により植物の生育に必要な光をまんべんなく当てることができます。

②形状で選ぶ

設置する場所や育てる植物の種類により、クリップ型の小型ライトから吊り下げて使うライトなどいろんなモノがあります。

【クリップ型の小型ライト】                             
メリット:スペースを取られない。観葉植物などを育てる場合に適している。

デメリット:葉物野菜など野菜類の栽培には不向き。(育たないケースもありうる為)

【吊り下げ型のライト】                  
メリット:ムラなく広範囲にしっかりと光を当てることができる。葉物野菜含め全般的に使用できる。 

デメリット:吊り下げるためのモノ(台や棒など)が必要となる。

「LEDライトを選ぶ際に注意すべきポイント」

トマトなど実のなる植物を育てる場合は選ぶ際に特に注意が必要です。一般的にAmazonや楽天など通販サイトで販売されている植物育成用LEDライトは葉物野菜用途の商品が多いです。
ただ、トマトなど実のなる野菜は葉物野菜より光の強さが必要になります。
実のなる野菜を育てるための植物育成用LEDライトの選定は非常に難しいのが現実問題としてあります。

ですので、始めて水耕栽培にチャレンジされる場合は光の強さが実のなる植物に比べて小さくて済む葉物野菜を栽培されることをおススメします。

「ワンランク上の水耕栽培にチャレンジしてみたい方へ」

ワンランク上の水耕栽培にチャレンジしたい方は、エアレーションポンプを使うやり方もあります。
エアレーションポンプとは水中の酸素濃度を保てるようにポンプから空気が出てくるポンプのことを言います。
養液中の酸素濃度を一定に保つことで根っこ部分の環境が良くなり、結果として植物の生育がよりよくなることを助けてくれます。
養液の中に根っこがたくさん使っている場合、養液中の酸素が不足することを防ぐことも出来ます。
他にも、観賞魚用の水中ポンプなどを用いることで養液を循環させる方法もあります。
根っこは自分の周りにある栄養素しか吸収できないんです。
土栽培の場合、水やりをする理由の一つに土に含まれる栄養素を根っこの周りに移動させてあげるという事があります。
観賞魚用の水中ポンプなどを用いて養液を常に循環させることで根っこの周りに栄養素が常にある状態をキープできるので、植物は必要な時に必要な量だけ栄養素を吸収する事が出来ます。
結果として、植物がより大きくたくさん育つのに有効な手段となります。   
循環させるシステムを自分で作ることもできますが、失敗すると容器から養液が溢れて水漏れしてしまう。。
などのリスクもありますので、Amazonや楽天といったインターネット販売サイトにて購入できる水耕栽培キットを使われることをおススメします。

弊社でも用途に応じて自宅で手軽に水耕栽培キット「ホームハイポニカシリーズ」ラインアップございますので興味のある方はインターネットで「ホームハイポニカ」で検索してみてくださいね。

「まとめ」

ベランダや庭など育てるスペースが無い。。室内で育てたいけど土栽培で手が汚れたり、虫がついたりするのはイヤ。。こういった悩みも水耕栽培なら手軽に解決できます。
キッチンや居間など太陽の光が当たらない室内でも植物育成用LEDライトを使う事で葉物野菜やお花、観葉植物などたくさんの植物を手軽に栽培する事が出来るんです。

いつでもどこでも手軽に始められる水耕栽培。
気軽な気持ちで始めてみてくださいね。  

■ハイポニカ公式SNS

▼YouTube