革命的栽培技術で世界の農業をやさしく | 協和株式会社 ハイポニカ事業本部
お客様窓口(通話無料)
電話 0800-888-8787

KYOWA CO .,LTD.
DIVISION of HYPONICA

Magazine

ハイポニカ液体肥料の特徴や使い方とは!水耕栽培にも土栽培にも鉢植えにもオールマイティ!?

はじめに…

植物は人間と同じで様々な栄養素を吸収しながら、青々しい葉、おいしい果実、きれいな花を咲かせてくれます。「ハイポニカ液体肥料」は長年試行錯誤して植物の生育のことを一番に想いやった「おもいやり配合」にしています。植物に良いものを追求して配合した結果、水耕栽培はもちろん土栽培や鉢植えにも使えるオールマイティな肥料となりました。

今回はそんなハイポニカ液体肥料はどんな特徴があるの?どうやってあげたらいいの?植物や生長段階ごとに肥料をあげる量を調節すべき?そもそも必要なの?といった疑問にお答えいたします。

●肥料とは 

肥料とは、植物が生きるために必要な栄養素のことをいいます。

植物が必要な栄養素とは肥料の三要素といわれるチッソリン酸カリ、それに加えてカルシウムマグネシウムなど中量・微量要素を含み合計15種類もの栄養素が必要と言われています。(所説あり)

肥料には粉や粒状の固形肥料と液体状の液体肥料があります。固形肥料は肥料成分が溶けるまでに時間がかかることから効果が長く持続する特徴があります。一方で液体肥料は即効性に優れています。植物の元気がない時にすぐに効果が出るようになっているのです。

ハイポニカ液体肥料の場合、液体肥料ですので希釈すると普段の水やり感覚で与えることができるのです。

●ハイポニカ液体肥料の特徴

《 植物問わず使えるオールマイティ⁉ 》

ハイポニカ液体肥料は水耕栽培はもちろん、土栽培にも鉢植えにも使用できます。また、すべての植物に使用することができます。

ハイポニカ液体肥料の特徴を5つあげると、

● 植物の生育に必要な成分がバランス良く配合されいる

植物が元気に育つためには、肥料の三要素と呼ばれるチッソ、リン酸、カリ以外にも数十種類ものの栄養素が必要です。

ハイポニカ液体肥料にはチッソ、リン酸、カリ+12種類の合計15種類もの栄養素が配合されていますそのため栄養が何も入っていないお水からでも植物を元気に育てることができます。

● 水耕栽培・土栽培・鉢植えなどあらゆるシーンで使用できる

普段からガーデニングが好きでお庭やプランターでの栽培をされつつ、水耕栽培も始めてみようと思われている方多いのではないでしょうか?

ハイポニカ液体肥料は植物全体が必要な栄養が15種類も入っているので、水耕栽培だけではなく、もちろん土栽培にも効果を発揮します。

● 生長過程を問わず、苗から成木まで使用できる

肥料によっては小さな苗の時に使う肥料、大きくなってから使う肥料など成長段階によって使い分ける必要がある肥料もあります。ハイポニカ液体肥料は使い分ける必要はなく、発芽してから収穫するまでどの成長過程にもお使いいただけます。

● 年中、一定の濃度で使用できる

肥料によっては夏や冬に濃度を調整する必要がある肥料もあります。ハイポニカ液体肥料はいつの時期でも毎回同じ濃度に希釈して使うだけなので初心者の方でも分かりやすく簡単にお使いいただけます。

● 野菜・花・樹木観葉植物などすべての植物に使用できる

肥料の中には、野菜の肥料やお花の肥料、花の中でもバラの肥料など作物に特化した肥料があります。様々な植物を育てていると使い分けが大変になってきますが、ハイポニカ液体肥料は作物問わずお使いいただけますのでそういった心配はご不要です。

そして、原液の状態では腐敗しませんので使用期限を気にする必要がありません。

そんなあらゆる植物にてオールマイティに使うことのできる一番の秘訣はハイポニカ液体肥料は植物のことを一番に想った「おもいやり配合」にしていることにあります。

「おもいやり配合」とは?

「おもいやり配合」ってなんだろう?特殊なものを使っているんじゃないか?と思われるかもしれません。

「おもいやり配合」とは、ハイポニカ独自のオリジナル配合のことです。

冒頭で説明した通り、植物には生長に欠かせない栄養素があります。肥料の三要素といわれるチッソ、リン酸、カリ、それに加えてカルシウム、マグネシウムを含む12種類もの栄養素が必要と言われています。

しかし、土栽培用の液体肥料にはこれらの栄養素がすべて含まれていない場合があります。なぜなら、土の中に一部の栄養素がすでに入っているか事前に混ぜ込む前提で使用することを想定しているためです。そのため植物の症状を見て判断し、その土に足りない栄養が入った肥料や活力剤を買い足し、追加する必要があります。

一方で、ハイポニカ液体肥料の「おもいやり配合」ではチッソ、リン酸、カリを含めてその他12種類の栄養素もすべてバランスよく配合されているため、この商品だけでほぼすべての肥料不足に対応することができます。

実はこの「おもいやり配合」は、チッソ、リン酸、カリの中でカリの割合が一番多くなっています。ハイポニカでは植物がしっかり育つには根っこが重要だと考えています。そのため、根っこを育てるカリの割合を多くし、栄養をふんだんに吸収できる状態にしているのです。それにより、葉や茎、花、実などを安定して元気に大きく育てることを実現させています。

また、「おもいやり配合」には他社液体肥料の中にはほとんど含まれていないことの多いカルシウムマグネシウムが植物の成長に必要な量十分含まれています。これによってトマトなどの果菜類、葉菜類どちらにも適した肥料となっています。

さらに、鉄やホウ素など微量要素といわれる栄養素も含まれています。これらは植物が必要とする量はとても少ないですが植物にとって必要不可欠な栄養素です。人でいうサプリメントのようなもので植物を元気にしてくれる役割をします。これらがバランスよく配合されていることで植物がより健やかに育つようになっているのです。

ハイポニカ液体肥料のphについて

phとは酸性、アルカリ性の度合を表すものです。ph7が中性となり、それよりも数値が小いほど酸性が強く、数値が大きいほどアルカリ性が強くなります。

水耕栽培では、液肥水のph5.5~7.0が好ましいです。ハイポニカ液体肥料を説明書通り500倍に希釈して水に溶かした場合大体ph6.0になりますので、簡単に水耕栽培に最適なphになります。

●ハイポニカ液体肥料の効果

ハイポニカ液体肥料を使った場合の具体的な効果について4つあります。

①よりたくさんの実り

花芽・実の生育をよくするリン酸を配合しているので、よりたくさんの実りや花付きへ導きます

②花や葉色を鮮やかに

葉の生育をよくする効果を持つ、緑色の色素(葉緑体)のもととなるチッソを配合しているので、葉を健康に、鮮やかに導きます。

③より大きく丈夫に育つ

根の生育をよくするカリウムを配合しているので、より大きく丈夫に育てることが可能です。

④植物の元気回復

基本となる栄養素、チッソ、リン酸、カリ以外の植物に必要な栄養素12種類をバランスよく配合しているので、弱った植物の回復に効果的です。

ハイポニカ液体肥料を使った実例

ハイポニカ液体肥料を使った場合の具体的な効果について

比較実験
プランター(土)でスーパーチュニアを育てて比較しました。

普段の水やりと週1回ハイポニカ液体肥料を施肥しています。

2カ月後、普段の水やりのみと比べると、ハイポニカ液体肥料を施肥した個体は花色や葉色が鮮やかになり、花数もおおくなっています。

●ハイポニカ液体肥料の使い方

ハイポニカ液体肥料に含まれているリン・カルシウム・マグネシウムなどは植物に必要な成分なのですが、濃い濃度で混合するとくっついて結晶化(固まって)してしまいます。
そのため、ハイポニカ液体肥料では栄養素をすべてバランスよく植物に届けるために、A液とB液の2液性を採用しています。
使用の際に500倍に希釈していただくと、結晶化せずに植物が取り込みやすい状態を保つことができます。

①水を用意します

②原液A、原液Bをそれぞれ500倍希釈になるように水で薄めます。これを液肥水といいます。

(例)1Lの水を用意した場合 原液Aを2ml、原液Bを2ml投入する

③軽く混ぜる

液体肥料なので数回混ぜる程度で大丈夫です

④植物に与える

水耕栽培の場合:減った分を補充する

土栽培、鉢植えの場合:普段の水やりのうち週に1回、水やりの代わりに与える

例外として、イチゴ・ラン・ベゴニア・セントポーリア等は1000倍希釈にし、土栽培で行っている場合2週間に1回与えてください。

使用上の注意

・原液A、原液Bを直接混ぜないでください。
混ぜると結晶化し、肥料の成分が変わってしまいます。

・直射日光を避けて保存してください。

●ハイポニカ液体肥料のあげかた

水耕栽培の場合

水で500倍に希釈して使用してください。ほとんどの植物に同じ濃度でお使いできます。

例外として、もともと肥料を多く必要としない植物、イチゴ・ラン・ベゴニア・セントポーリア・多肉植物・サボテン等は1000倍希釈で栽培してください。

土栽培の場合

植物に必要な栄養素のほとんどが入っていますので、週に1度与えてもいいですし、植物が弱ってしまったときの元気回復にもとても効果的です。

作物の種類問わず、500倍に希釈して週に1回、植物の株元周辺に与えてください。

こんな時どうする?Q&A

Q.液肥水を作り過ぎてあまってしまった。

A.弊社としては液肥水に藻が生えてしまったり、腐敗や肥料成分の変化の原因になりますので液肥水の作り置きを推奨していません。あまってしまった場合は光の当たらない場所に保管するようにしてください。

Q.付属している計量カップを無くしてしまった。

A.液体肥料のキャップでも大まかに計ることができます。500mlボトルの場合はキャップ満杯で6ml、1Lボトルの場合はキャップ満杯で12mlとなります。

Q.厳密に500倍希釈でなければいけないか。

A.多少濃度が前後していても植物は問題なく育ちます。おおらかな気持ちで栽培に挑みましょう。

Q.使用期限はあるの?

A. 原液の状態では腐敗しませんので使用期限はございません。しかし、肥料成分が変化する恐れがありますので、直射日光の当たらない場所で保管してください。

ちなみに…

希釈するのが面倒だという人向けに「おもいやり ストレート液」と「おもいやり 5倍濃縮液」という商品もございます。「おもいやり ストレート液」はハイポニカ液体肥料を希釈したものですので、そのまま与えることができます。「おもいやり 5倍濃縮液」は土栽培・鉢植えの場合は普段の水やりにプラスして週に1度水やり後にひとまわし与えます。

ハイドロカルチャー、観葉植物、多肉植物など小規模に植物を栽培している方、液肥水を作るのがめんどくさいという方にオススメです。

※「おもいやり ストレート液」「おもいやり 5倍濃縮液」はハイポニカ液体肥料と同じ配合ですが、肥料の法律上の規定より濃度が薄いため「活力液」と表記しています。

●ハイポニカ液体肥料の容量について

ハイポニカ液体肥料にはA液とB液の2本セットで販売しています。

500mlセット、1Lセット、4Lセット、20Lセットの4種類あります。

●ハイポニカ液体肥料の購入方法、購入場所

▼公式サイトのハイポニカeショップ 

https://homehyponica.net/shopbrand/liquid/

大手販売サイトではAmazon、楽天にて販売しています。

その他ホームセンター、ショップサイトなどでも販売しています。詳しくは下記のページにてご確認ください。

最後に…

ハイポニカ液体肥料は水耕栽培はもちろん、土栽培や鉢植えにも効果があります。水耕栽培で作りすぎてしまった場合には土栽培や鉢植えにもつかってみてください。きっとその効果に驚かれることでしょう。使用期限はありません。ぜひ、お気軽に活用してみてください。あなたの植物にとって良い環境を作る手助けになりますように。